新医協岡山支部2014年 第1回例会 ~津田敏秀先生の福島報告会~


津田敏秀 教授岡山大学教授の津田先生による福島原発放射能汚染による健康被害の調査報告会です。
2013年12月21日に福島で行われた「第3回放射線の健康影響に関する専門家意見交換会~“甲状腺”について」での発表内容に加筆した資料を元に2時間にわたり報告会が行われた。

津田先生の専門分野である疫学の観点から、福島で行われている甲状腺検査の結果は明らかに多発傾向を示していること。
ICRPをはじめとする、海外の論文も引用しながら、現在、日本政府や電力会社が行っている「100msv/年、以下の被ばく線量での健康影響(がん発生率増加)は確認できない。」という情報発信は明らかに間違いであるということを指摘した。

同時に12月21日の専門家意見交換会の例などをあげて、専門家と呼ばれ甲状腺がんへの影響を論じている人のほとんどは、日本語の限られた論文しか読んでいない。そしてその中でしている議論は、「大雨が降っている時に、この雨は台風の影響によるものかどうか?」を論じているだけなのと同じ。専門家に求められるのは、本来の目的である、被害を減らすための備えや対策をどうするのか?という議論と実行することだと述べた。

講師:津田 敏秀 教授 岡山大学大学院・環境生命科学研究科
日時:1月18日(土)15:30~
場所:福武ジョリービル4階
主催:新医協岡山支部

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昨年3月にも新医協例会での講演を取材しています。
詳しい内容については以下のリンクをご覧ください。
報告会の全容については、右のIWJバナーよりIWJのアーカイブページをご覧ください。

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