新医協岡山支部例会 津田 敏秀 教授 講演


津田教授は、国や福島県が示している、
「外部被ばく量100msv/年以下の低線量被ばくでは、がんの増加との因果関係が認められない。」という趣旨の一連の見解について、
発表文章を時系列で示し、文章内容の変化していく状況を含め、特に専門である疫学の観点から観て間違っていると指摘しています。
また、これまでICRP含め合意されているALARA=「合理的に達成できる限り低く保たなければならない。(As low As Reasonably Achievable)」とも矛盾する。外部被ばく量100msv/年以下は、閾値であるかのような表現は、福島だけでなく放射線利用含めた、様々な人の健康を脅かす考え方だと、話しています。

また、福島県内で甲状腺検査により、甲状腺がん患者が発見されたことについて、
これまでの統計と比較して、今回の検査結果は多発が認められる。低線量内部被ばくの影響により今後も患者が増える傾向は、可能性が低いとはとても言えない。
被ばくの影響について、しっかりと調査しデータを蓄積することが求められる。医師会など影響を恐れて、調査をさせないのは間違えている。とも話しています。

津田 敏秀 教授
岡山大学大学院・環境生命科学研究科
疫学、環境医学、因果推論、根拠に基づく医学

【IWJ岡山1・録画配信】
取材日時:3月23日(土)15:30~17;00
配信日時:4月4日(木)20:00-22:00(USTアーカイブあり)
内容:新医協岡山支部例会
講師:津田 敏秀 教授 岡山大学大学院・環境生命科学研究科
場所:岡山協立病院コムコムホール
主催:新医協岡山支部

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